PoE対応IoT温度センサTempView GT101-T

Power over Ethernet Temperature Sensor

TempView GT101-Tは、PoE対応温度センサです。クラウド型センシングシステムLogViewと連携することで、物流センターや工場、保管倉庫内における温度監視のIoT化を実現します。
室温から、冷蔵・冷凍まで幅広い温度帯を測定でき、医薬品GMP・GDP対応や薬局、病院での温度記録、食品HACCPにおける温度管理など、様々な用途に使用可能です。


クラウド型温度監視システム


導入事例

温度ロガー G-TAG TempView GT002-T-DF

特徴

温度データの欠損を防ぐバックアップ機能

温度測定中に通信障害や電源の停止が発生した場合、自動的に温度ロガーに内蔵されているバックアップ電池(※)を駆動した上で、内蔵メモリ保存に自動的に切り替えデータを保護します。
障害復旧後には、これらのデータをクラウド上に一括送信することで、温度データの欠損を防ぎます。
※ バックアップ電池には日本ガイシ製「EnerCera®(エナセラ)」を使用しています。発熱・発火・爆発の危険性が極めて低い安全なリチウムイオン二次電池で、性能劣化が少ない点も特徴です。(EnerCera®は、日本ガイシ株式会社の登録商標です)
TempView GT101-T概要

PoE方式を採用することで、安定した通信と設置・移設時の工事負担軽減を実現

一般的な有線式の温度計では、データ通信用と給電用の配線の2本が必要です。しかし、PoE方式を採用することで、LANケーブル1本だけで配線できます。例えば、高い天井付近に設置する場合、LANケーブルを延長*することで簡単に対応でき、電源工事も不要です。
また、無線式の温度計と比較した場合、PoE方式には電池の充電や交換が必要ないというメリットがあります。さらに、電波障害の心配がなく、安定したデータ送信を実現できる点も、この方式の特徴です。
TempView GT101-T概要

センサ部のみ取り外して校正対応が可能

温度計のセンサ部は本体から取り外し可能で、センサ単体で校正を行うことができます。当社はISO/IEC 17025校正にも対応する校正事業者として、校正サービスを通じて継続的に高品質な温度測定を支援します。
TempView GT101-T概要

仕様

温度センサ部
使用温度範囲 -10~50℃ ・ 90%rh以下(結露なきこと)
測定精度 ±0.4℃(使用温度全域)
センサ デジタル温度センサ
寸法 φ6×100 mm(突起部、プラグ部除く)


本体部
給電方法 PoE(IEEE802.3af)
動作時間(給電停止時) 48時間(Ta=0℃、測定間隔 1分) ※満充電時、電池の劣化により、動作時間が短くなる恐れがあります
消費電流 60mA以下
出力方式 Ethernet(10BASE-T) ※ポート123・443使用
使用温湿度範囲 -10~50℃ ・ 90%rh以下(結露なきこと)
測定(記録)間隔 5分 ※測定間隔を変更する場合は、弊社までご連絡ください
温度分解能 0.1℃
保存データ数 7,000データ ※上限に達すると、古いデータから削除して上書き保存
寸法 100×75×35 mm(突起部除く)
質量 約155g

外観図

外観図

TempView GT101-Tの
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